お金を稼ぎたいと思ったら、どんな方法を思い浮かべますか?おそらく多くの人は「やっぱり働くしかないか…」と考えるでしょうし、それは間違いではありません。時代は変わったとしても、やっぱり労働で得られる賃金は安定しているでしょう。
とはいえ、先の見えない不況もあってか賃金の上昇率は芳しいとも言えず、ただ単に働くだけでは将来の備えとしては不安です。そこで近年注目を集めているのが『投資商品』であり、中でも利益を出しやすいのがFXとBO(バイナリーオプション)となっています。
この二つは似たような特徴があることから混同されやすいものの、明確な違いがあります。自分にはどちらが向いているのか、それを知るためにもFXとBOの主な違いについてチェックしていきましょう。
決済のタイミングについて
FXとBOの明確な違いと言えば、決済のタイミングです。これは利益と損失がいつ確定するかを決める重要なものであり、簡単にまとめると『BOは決済タイミングが固定でFXは自分で決済のタイミングを決められる』となります。
たとえばBOの場合は2時間後と決めた場合、きっちり2時間後に決済されます。逆にFXは自分で決定できるので「BOよりも損切りしやすくて安全では?」と思われがちですが、後述する利益と損失の違いもあり、FXのほうが『動くお金が大きく判断力が試される』とも言えるでしょう。
利益と損失について
投資をする以上は利益と損失について気になると思いますが、これもBOとFXで異なっています。BOの場合は『予想が的中すれば掛け金にペイアウト率がかかった金額が戻り、外れたら掛け金をそのまま支払う』といった形になっているでしょう。
それに対し、FXはレバレッジ(お金を借り入れて投資商品を購入すること)を使うことができるため、大きく値動きした際はマイナス…つまり借金を背負うこともあります。このため、バイナリーオプションに比べると神経を使うのは間違いありません。
掛け金について
BOとFXでは掛け金が異なり、これが大きいほど利益と損失も増大していきます。そしてBOの場合は会社にもよりますが1エントリーにつき最大20万円ほど、FXの場合は1エントリーで数億円ものお金を動かすこともできるでしょう。
これは一見するとFXのほうが魅力的ですが、先ほども触れたようにレバレッジを使うことで利益だけでなく損失も大きくなります。また、BOは1分もかからずに結果を見ることができるため、投資スタイルによっては同じくらい儲けるケースもあるでしょう。