投資について少し調べたことがあるのなら、チャート表を目にする機会もあるでしょう。これは株価や為替の価値を表示したものであり、その線が上がったり下がったりしている様子を投資家は毎日見つめているのです。
基本的には右肩上がりが良さそうなイメージがあるでしょうが、バイナリーオプションやFXの場合は上がるか下がるかを予想しないといけないため、下がったほうが好都合な場合もあります。これから投資を始めるなら、チャート表の見方については覚えておきましょう。
なお、こうした値動きに関しては一定の法則性があります。バイナリーオプションをするなら『レンジ相場』という言葉も耳にすると思いますので、今回はその意味について分かりやすく解説いたします。
レンジ相場ってどんなもの？
レンジ相場とは、『相場が小さな上下変動を繰り返している状態』を指しています。つまり値動きが比較的安定しており、安定していると聞いたら「このタイミングのほうがやりやすいのでは？」と思うかもしれません。
しかし、値動きというのは大きいほど分かりやすいように、レンジ相場は意外と読みにくい側面があります。また、急に真逆の状態であるトレンド相場に切り替わることもあるので、人によっては落ち着かないかもしれません。
チャートの大部分はレンジ相場
なお、チャートの大部分はレンジ相場だとも言われており、全体の割合として半数以上はこの状態だと思っていいでしょう。つまりは『値動きが小さく読みにくい状態が続きやすい』とも表現できるので、これからバイナリーオプションを始めようと思っている人は躊躇するかもしれません。
しかし、逆に考えると『レンジ相場に慣れると利益を出す機会が大きく増える』とも言えます。相場の大部分を占めているなら取引する機会も多いため、その攻略法を身に付ければ安定した利益を出し続けられるでしょう。
バイナリーオプションはレンジ相場でも利益が出しやすい
実はバイナリーオプションの場合、レンジ相場でも利益が出しやすいと評判です。FXの場合は値動きの大きさが利益に直結しますが、バイナリーオプションの場合は『上がっているか下がっているかを予想するだけ』となっています。
つまり小さな値動きであっても予想が的中すれば、ペイアウト率に応じた利益が発生します。FXのほうが利益も大きいかもしれませんが、低リスクで挑戦しやすいのはバイナリーオプションのほうでしょう。
トレンド相場への転換にご用心
先ほども触れましたが、レンジ相場からトレンド相場への転換には用心しましょう。惰性で高額な掛け金を設定していると、急な値動きでそれを失ってしまうかもしれません。