バイナリーオプションに関連した攻略方法はたくさんありますが、中でも重要なのが『インジケーターを使うこと』です。インジケーターとは特定の法則に従って今後の相場の流れを予測する機能であり、テクニカル分析ツールにて表示できます。
インジケーターの使用は必須ではないものの、使うことで相場の予測しやすさが大きく変わります。インジケーターなしでも知識や経験があれば予想はできるでしょうが、時間がかかる上に願望が加わることもあるので安定しません。
そんなバイナリーオプションの攻略に役立つと評判なインジケーターが『ストキャスティクス』なので、これまで使ったことがない人向けにその強みをご案内いたします。
ストキャスティクスの概要
ストキャスティクスとは、『現在の相場が売られすぎなのか買われすぎなのかを数値とグラフで表示してくれるインジケーター』となります。インジケーターにはトレンド系とオシレーター系に分かれていますが、ストキャスティクスは後者です。
より詳しく説明すると『％K』と『％D』と呼ばれる二本の線から構成されており、％Kは短期線（直近の情報）、％Dは中期線（％Kの平均値の情報）を表しています。そしてこの二本の線が交差したタイミングで相場の反転が起こりやすくなるため、エントリーポイントだと判断できるでしょう。
ストキャスティクスの強みについて
ストキャスティクスの強みですが、『売られすぎと買われすぎが％で分かること』でしょう。単なる線グラフであれば把握しにくいものの、『80％以上で買われすぎ、20％以下で売られすぎ』という非常に分かりやすい基準があります。
つまりその数値に近づくと相場が反転する可能性が高いため、これまでの流れとは逆の方向へエントリーするといいでしょう。このように取引の内容を簡単にできるのも、ストキャスティクスならではの魅力と言えます。
ストキャスティクスの弱みとは？
ストキャスティクスはレンジ相場（大きな値動きがなく小さな上下を繰り返す相場）には強いものの、トレンド相場（上がるか下がるかがはっきりしている相場）では力を発揮しません。あくまでも過去のデータと現在の価値を照らし合わせているだけなので、それらが通用しないほどの変動には対応できないでしょう。
逆に言えば『苦手な相場を補えるインジケーターを併用すればいい』とも表現できます。そうした工夫ができるなら、ストキャスティクスが苦手な局面でも勝率を維持しやすいでしょう。