バイナリーオプションの相場を読むために必要なDMIについて

バイナリーオプションは『通貨ペアの価値が上がるか下がるかを予想する投資方法』となっていますので、それこそ勘に任せてエントリーすることもできます。他の投資に比べるとシンプルなルールですし、少ない元手でも挑戦できるのが魅力でしょう。

しかし、勘に任せた投資というのはうまくいかないものです。最初のうちはビギナーズラックでどうにかなるかもしれませんが、それがずっと続くほど甘くはありません。だからこそ、バイナリーオプションではさまざまな知識やツールを動員すべきでしょう。

バイナリーオプションでは相場を読む力が重要なので、それをサポートする機能は欠かせません。そのうちの一つが『DMI』と呼ばれるものであり、これはどのように役立つのかを詳しくご説明いたします。

DMIの詳細について

DMIとは日本語で『方向性指数』と訳すことができ、現在の相場のトレンドを把握するのに役立ちます。先ほども触れたようにバイナリーオプションは価値が上がるか下がるかを判断しないといけないので、それが分析できるなら大変魅力的でしょう。

DMIは4つのシグナル(+DI、-DI、ADX、ADXR)から構成されており、それぞれ「上昇傾向」「下降傾向」「トレンドの勢い」「勢いの平均値」を表しています。最初は4つの線があるというだけで難しく見えるでしょうが、それぞれの意味を理解すればぱっと見で今後が予想できるでしょう。

DMIはどんなときに役立つ?

DMIは、主に値動きが激しい際に役立つインジケーターです。いわゆるトレンド相場(価値が一方的に上昇するか下降するかはっきりしている相場)であれば、DMIを見るだけで今後の動きを予想できるでしょう。

上がるか下がるかはっきり分かっている場合、ハイでエントリーするかローでエントリーするかが判断しやすいです。つまりは高額な掛け金でも勝ちやすいわけですから、短期間で利益を出したい場合にも役立つ指標となってくれるでしょう。

DMIはどのインジケーターと組み合わせるべき?

DMIはトレンド相場に強い一方、レンジ相場(値動きが小さい安定した相場)ではその力を発揮しにくいです。このため、レンジ相場に強いインジケーター(ボリンジャーバンドなど)と組み合わせることで、どんな状況でも相場を読みやすくなるでしょう。

これはDMIに限った話ではなく、他のインジケーターでも同じです。どんな相場にも強いインジケーターというのはありませんから、「このインジケーターとはどれが相性がいいんだろうか?」と考えることも必要でしょう。

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