バイナリーオプションを始める上での懸念と言えば、『ちゃんと出金できるかどうか』という方も多いでしょう。かつてはバイナリーオプション業者になり済ます詐欺が横行し、「入金はできても出金ができない…」なんてトラブルが多発しました。
そうした事情もあってか今も『海外業者は出金できない』というイメージが残っていますが、それは一概に言えません。というのも、評価の高い海外業者は健全な運営をしているため、不当な出金拒否といったトラブルはほとんど起こっていないでしょう。
ザオプションも人気の業者だけあって、安定して出金ができます。今回はザオプションの出金方法について詳しく解説いたしますので、「本当に出金できるの?」と気になっている方もチェックしてください。
ザオプションでの出金先について
ザオプションでの出金先については、以下のようになっています。
- 銀行口座
- bitwallet口座
銀行口座については国内業者を利用する場合も出金先として使うため、驚くことはないでしょう。ですが「bitwalletってなに?」とおっしゃる方も多いように、bitwallet口座を使った出金には馴染みがない人も少なくないと思います。
bitwalletとはオンラインウォレットサービスの一種であり、簡単に説明すると『ネット上の口座にお金を預けてそこから決済できるサービス』だと思えばいいでしょう。海外ではお馴染みのサービスなのですが、日本では使える場所が少なく、初めて聞いたなんて人もいるでしょう。
ザオプションとしてはbitwalletを使った入出金を推奨しているため、bitwalletユーザー向けの優遇措置が目立ちます。
出金先は選ぶことができない?
ザオプションでは銀行口座かbitwallet口座に出金する…それは間違いないのですが、ここで知っておきたいのは『出金先はザオプションが自動で振り分ける』という点です。つまり、出金先を自分の都合で選ぶことはできません。
具体的な振り分け方法ですが、『bitwallet経由で入金すればbitwallet口座へ、クレジットカードか銀行振込で入金すれば銀行口座へ』となっています。このため、「入金はbitwalletで行うけど、出金先は銀行口座にしたい…」という融通は利かないでしょう。
ザオプションではこうした出金先の振り分けをシステム化することで効率的なサービスの運営をしていますので、今後もこうした仕組みは続くと考えたほうがいいかもしれません。
出金手数料について
出金の際に手数料の有無を気にする方は多いですが、ザオプションでは以下のようになっています。
- 銀行口座への出金=一律2000円
- bitwallet口座への出金=出金額の4%(2022年3月現在無料キャンペーン中)
出金手数料を無料にしている海外業者も多い中で、ザオプションはかなり高めと言ってもいい設定になっています。とくにこまめな出金を行う場合、ザオプションはあまり相性が良くないでしょう。
ただし、口座レベルが上がると一定回数の出金が無料となります。口座レベルは取引金額に応じてアップしていき、月間500万円の取引があれば出金手数料は完全に無料化します。そう考えると、ザオプションは取引金額が大きい人には向いているでしょう。
出金までにかかる時間
出金手数料だけでなくどれくらい時間がかかるか気になる方も多いと思いますが、ザオプションでは当日〜3営業日以内となっており、若干のばらつきがあると考えていいでしょう。当日に出金できれば早いですし、3日かかるとやや遅いと言えます。
出金に時間がかかる条件というのはとくに明確化されておらず、「もしかして、何かと理由をつけて出金を先延ばしにするのでは?」と不安になるかもしれません。ただし、不当に先延ばしにされたという報告はないため、『3日以内には出金できる』と考えていいでしょう。
もしも3営業日が経過しても出金が完了していない場合、ザオプションの運営に問い合わせてください。この際は日本語でもOKです。
出金を拒否されることもある?
ザオプションでは不正利用による口座凍結についても言及されているように、場合によっては出金を拒否されることもあります。たとえば、以下の行為が発覚すると出金できなくなるでしょう。
- 複数の口座を作ろうとした
- クレジットカードの不正利用が確認された
- 入出金回数が異常だと判断された
口座が凍結されてしまう基準については利用規約に書かれているため、口座開設の際に読んでおきましょう。不正行為にて出金できなくなるというのは、ザオプション以外の業者でも同じです。
出金周りについては不満も多め?
ザオプションは約定力や豊富なキャンペーンなどで評価が高いものの、出金周りについては不満も目立ちます。手数料が高いですし、いつ手続きが終わるのかもはっきりとはしていないので、この点に関してはほかの業者よりも遅れているでしょう。
今後の改善を希望するなら、問い合わせからリクエストするといいかもしれません。