FXとBOの違いについてまとめてみた – 投資で勝ちたいブログ

短期間で高額な利益を出せる投資方法と言えば、やはり『FX』の知名度が抜群に高いでしょう。FXにはレバレッジというシステムがあるので少ない資金でも高額な投資がしやすくなっており、一晩で一気に資産を増やすことも夢ではありません。

一方で、FXに似た投資としてBO（バイナリーオプション）も注目されるようになりました。FXと同じように通貨ペアを扱うことが多いため、「FXとBOの違いってあるのかな？」と気になっている人は少なくないでしょう。

そこで今回はFXとBOの違いについてまとめたので、どちらの投資をすべきか悩んだ方は参考にしてください。似たような部分が多いものの、実は大きく異なる点もありました。

利益の出し方の違い

投資ではどのような仕組みで利益が出るかが気になると思いますが、こちらもFXとBOでは大きな違いがあります。具体的には、以下のようになるでしょう。

FXについては株式投資に比較的近く、自分にとって都合がいい方向に値動きすれば利益になります。そしてその値幅が大きいほど利益も大きくなるため、大胆な予想が高額な資産につながることもあるでしょう。

BOは通貨ペアなどの価値が上がるか下がるかを予測し、それが的中するとペイアウト率に応じた利益が発生します。ここで重要なのは『予想が当たっていれば値幅に関係なくペイアウト率に応じた利益がもらえる』という点であり、仮に1円でも上下していれば決まった利益がもらえるでしょう。

投資では利益だけでなく損失が出ることもありますが、FXとBOはこの点に関しても違いがあります。

FXでは値幅の変動で利益が変わるように、損失額についても同じです。つまり都合の悪い方向へ値動きすれば損失が発生し、その値幅が大きいと驚くほどの損害がでるかもしえません。とくにレバレッジを使用していると、一晩で資産がマイナスになることもあります。

一方、BOでは予想が外れると掛け金が没収されます。FXのように途中で切り上げて損失を抑えるのが少し難しくなっているものの、レバレッジなどのシステムはありませんし、掛け金以上の損害は発生しないでしょう。つまり、BOのほうが損失をコントロールしやすいとも言えます。

FXもBOも決済することで損益が確定しますが、そのタイミングにも明確な違いがあるでしょう。

FXの場合は自分で決済のタイミングを決められるため、長期保有してじっくりと利益を狙う人もいれば、その日のうちにすべて決済する人もいます。もちろん損失を抑えるために決済することもあるので、判断力が求められやすいでしょう。

BOの場合はエントリー時に判定時間を決めますので、決済の時間も固定されています。最短で30秒、最長で1日ほどとなっており、決済のタイミングについてはFXのほうが融通が利くと言えるでしょう。

FXでもBOでも掛け金は必要となりますが、どちらを選ぶかで動かせるお金も変わっていきます。

FXでは一度のエントリーで驚くほどの利益が出ることもあるように、掛け金も高額な設定が可能です。それこそ資産に余裕がある人は数億もの掛け金を設定できますし、それで勝つことができれば利益もすさまじいものとなるでしょう。もちろん、損失も大きく増えます。

BOの場合は最大で20万円であり、FXに比べるとかなり少なく感じます。ただしBOでは最短で30秒ほどで結果が出ますし、一日に何度もエントリーすればその分だけ儲けることができますから、取引スタイルによって相性があるでしょう。

もしもFXとBOのどちらがいいのか悩んだ場合、以下のような基準で選ぶと分かりやすいでしょう。

FXはハイリスクハイリターンを絵にしたような投資方法であり、元手が大きいほど動くお金も増えていきます。ゆえに損失が怖いかもしれませんが、投資資金に余裕がある人は一獲千金も夢ではないでしょう。

BOの場合は1000円ほどの掛け金からでもスタートできますし、損益の出方も分かりやすくなっているため、少ない元手でコツコツ始めるにはぴったりです。ルールもより単純ですから、投資初心者にも始めやすいでしょう。

FXとBOでは結構な違いがありますが、どちらも投資なのでリスクはしっかりとあります。それらを理解していないと大きな損失へつながることもあるので、投資を始めるなら十分な