バイナリーオプションの損益計算について解説

バイナリーオプションをある程度続けていると、「そういえば、今はトータルでプラスだっけ?それともマイナス?」なんて気になることがあるでしょう。バイナリーオプション用の口座を見れば分かる…と言いたいところですが、入出金が多いとそれも分かりません。

そして正確な損益が分からない場合、トレードがいい加減になってしまうかもしれません。たとえばトータルでマイナスなのに何度か勝ちが続いただけで「もっと掛け金を増やそう!」なんて考えていると、反動が来たときが大変です。

だからこそ、バイナリーオプションの損益計算はとても重要です。どうすれば損益を分かりやすく割り出せるのか、その方法について解説いたします。

バイナリーオプションの損益をはっきりさせる基本の計算式

バイナリーオプションの損益をはっきりさせる基本の計算式としては、以下のようになります。

(掛け金×利益率×勝ち数)-(掛け金×負け数)=損益額

以上を参考に、以下の数値を当てはめて計算してみます。

10000×0.85×60-10000×40=110000

つまり100回ほどトレードして60回勝てた場合、10000円の掛け金かつペイアウト率が1.85倍ならば、プラス110000円となります。勝率はちょうど60%であり、バイナリーオプションで継続的に利益を出し続けるには理想的な水準でしょう。

ペイアウト率によって必要な勝率が変化

上記の計算式からも分かるように、『ペイアウト率が高いほど必要な勝率は下がっていく』というのが分かるでしょう。1.85倍というのは人気の高い海外業者の標準的な倍率であり、より難しい取引方法なら倍率も上がって勝率も下げられます。

ただし、取引方法が難しいと勝つことも難しくなるため、勝率の大幅な低下が懸念されるのも事実です。そうした点から考えると、『それなりの倍率で勝ちやすいルールのほうが儲けやすい』とも言えるでしょう。

どんな場合でも勝率が高いに越したことはない

損益計算をすれば最低限の勝率も分かりますが、基本的に高いに越したことはありません。仮に必要な勝率が54%であっても60%ほど勝てている場合、利益が増えるのでメリットしかないでしょう。「ペイアウト率には余裕があるし、勝率は下がってもいいや」なんて考えていると、あっという間にマイナスになるかもしれません。

勝率の維持および向上はバイナリーオプションを続ける上で必須なので、常に分析を続けましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です