かつてのインターネットは静的状態のコンテンツが大半でしたが、通信環境の劇的な進化により、動的コンテンツが激増しました。とくに若い世代の人にとっては、動きのないコンテンツというだけで価値を感じにくくなる可能性もあるでしょう。
それに伴って撮影機材というのも動画機能が重視されるようになり、スマホでも綺麗な動画が撮影できるようになりました。ゆえに動画配信に勤しむ人も多く、動画は見るにせよ作るにせよ特別なものではなくなったのです。
もちろん勉強の分野でも動画が用いられることは多く、fxやバイナリーオプションを学ぶ際も関連動画を探す人がいるかもしれません。動画は本当にfxやバイナリーオプションの勉強に使えるのか、真剣に考えてみました。
今はfxやバイナリーオプションに関連する動画がとても多い
普段から興味のあるジャンルの動画を見ている人はたくさんいるでしょうが、fxやバイナリーオプションについてはまだ調べたことのない方も多いと思います。そして本当にそういう動画あるのかどうかですが、とても多いでしょう。
投資に興味を持つ人は年々増えており、そうなると視聴数を増やすためにも関連した動画を投稿するのは当然の流れと言えます。もちろん質の悪い動画も増えてしまいがちですが、人気の動画ならば役立つ可能性は十分あるでしょう。
よってfxやバイナリーオプションを始める際にいろんな関連動画を探す人もいるでしょうが、何も考えずに閲覧するのはおすすめできません。
詐欺に関わる動画も多いのに注意しよう
これはfxやバイナリーオプションに限った話ではありませんが、魅力的なコンテンツを装った詐欺動画も当然存在しています。たとえば「これを見れば100%儲けられる!」なんて謳い文句の動画があれば、ついクリックしてしまうかもしれません。
ですがそうした動画を作る業者は「こうすればたくさんの人を騙せる」と理解しているため、過剰とも言える表現を多用するでしょう。そして動画の前後に「詳しくはこちら!」なんて別のコンテンツをおすすめし、そちらへ誘導してから騙す…なんてケースは珍しくありません。
中には、最終的に自分が運営するオンラインサロンやスクール、あるいは販売しているツールを宣伝し、参加乃至購入させようとしてくるYouTuberもいます。
近年は動画を見る人が増えたと書きましたが、そうした人気コンテンツには必ずと言っていいほど悪用する人間も紛れ込んでいるでしょう。
動画をfxやバイナリーオプションの勉強に活かすコツ1.無料で触れられるコンテンツのみ参照する
もしも動画をfxやバイナリーオプションの勉強に活かすなら、まずは「無料で触れられるコンテンツのみ参照する」というのを意識しておくといいでしょう。役立つコンテンツは何らかの費用がかかりそうなイメージがあるでしょうが、無料でも参考になる動画はたくさんあります。
それに無料の動画で「ここから先は有料です」なんて言われた場合、「有料ならいいや」と見限ればお金が奪われる心配もありません。詐欺師にお金を支払ったとしても、ろくな結果にならないのは誰の目にも明らかです。
そもそも動画には広告が掲載されていることが多く、それが投稿者の利益につながることも珍しくないため、無料で見られるコンテンツであっても真面目に作っている人はいます。
動画をfxやバイナリーオプションの勉強に活かすコツ2.企業が手がける動画セミナーをチェックする
fxやバイナリーオプションを提供している企業も、投資に役立つ動画を投稿している場合があります。企業が投稿している動画はセミナーと呼ばれていることが多く、一見すると有料っぽく見えますが、無料で利用できるコンテンツもたくさんあるでしょう。
「なんで企業が無料で動画セミナーを開催しているの?」と怪しく感じるかもしれませんが、こうした動画を見て投資を始める人が増えた場合、企業の利益に直結します。つまり、利用者からを増やすことこそが動画の目的となっているでしょう。
もちろん動画を見たとしても投資するかどうかは自由なので、「セミナーを受けたけどいまいち乗り気にならない…」なんて場合、そのままスルーしても大丈夫です。
無料の動画にも罠が潜んでいる?
先ほども少し触れていますが、無料で見られる動画であっても注意は必要です。言葉巧みにその気にさせ、最終的に有料のツール販売やセミナー参加に誘導するという手口は、もはや珍しくありません。
さらに、「それなりに有名な動画投稿者」がこうした詐欺まがいの手口に加担していることがあるため、「この人が勧めるなら大丈夫だろう」なんて信じてしまうケースもあります。言い方は悪いのですが、動画投稿者も利益優先で行動している人は多いため、盲信してはいけません。
fxもバイナリーオプションも少なくないお金が動くことも多いため、勉強の際も注意は必要です。
ネットを使えば勉強の方法はたくさんある
インターネット上には動画以外の情報源がたくさんあり、勉強の方法も多種多様です。よって動画だけにこだわることなく、安全で役立ちそうなコンテンツは積極的にチェックしてみましょう。